こんにちは
院長の前田です
まずは、新年のご挨拶から
明けましておめでとうございます!
旧年中は皆さま大変お世話になりました
本年もどうぞ宜しくお願いいたします
年末年始はいかがおすごしでしたでしょうか?
病院の方は1週間弱ほどお休みをいただいて、実家に帰ったり
金沢に旅行に行ったりとみんな様々リフレッシュしました
さてお正月明け初めての更新は、コラムにさせていただこうと思います!!
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意外と手こずるお食事!
ワンちゃんにはずっとちっちゃいままいてほしいという気持ちを反映して?なのか、
小型犬種の中でも小さい子が好まれる傾向があるようです。
ただし、、、ちっちゃい子たちの中には食事にあんまり興味が
ない子がわりと多いので要注意。
特に、ひとりっ子状態になり誰かに取られたりといった競争が
なくなると途端に食べなくなる(食べムラがでる)子も多いです。
食べないからといって、うっかり美味しいものばかり与え続けると
おやつが主食になり、ドッグフードを絶対食べませんといった具合になることが多いです。
ワンちゃんはとても賢い動物なので、食べなければおやつが
出てくると学習すると絶対に食べません。人間の顔色をよくよく見ているので
しつけだと思って根気強く戦ってくださいね。
トリミング、爪切り、肛門腺、日常ケアが意外と大事!
ワンちゃんの中には、定期的にトリミングしないと毛が
伸びていってしまって大変なことになる犬種もいます。
ぜひお迎えになられる前に、どういったお手入れが
必要になるのかを確認してくださいね。
ちなみに、爪が黒い子はどこまで血管が伸びているかわからないので
お家で切れませんと言われることが多いので、
トリミングが必要ない犬種でも要注意ですよ。
ちっちゃい子は身体が未熟!
さて、実際お迎えするという段階になってやはり環境の変化と
いうものはちっちゃい子には負担になります。
お家にきたらコンコン咳がはじまった、お腹が緩くなった
などなど何か症状がでやすくなるものです。
咳は、ケンネルコフ、いわゆる犬カゼ呼ばれる病気のことが多いですが
なかなかしつこくて治りきるのに1ヶ月かかってしまうこともザラです。
お腹に関しては、実は寄生虫を持っていたということも
結構よくあることなので必ず獣医さんに相談してくださいね。
下痢や嘔吐は子どもにとっては致命的(とくに体の小さい子にとっては!)に
なることがあるので、油断せずにすぐに病院へと覚えておいてください。
予防はしっかり始めよう!
ワンちゃんの場合、混合ワクチン(病気の予防)、
狂犬病ワクチン(日本にはありませんが流入防止の)ため
法律で決まっている病気の予防、フィラリア予防(蚊が媒介する寄生虫の予防)、
ノミダニ予防の4つをしてもらうことになります。
子犬さんの時は、母子免疫といってお母さんから免疫が
段々なくなってくる時期です。大人に比べて抵抗力が弱いので免疫が
なくなってくるのに合わせて、初年度は2ヶ月目、3ヶ月目、4ヶ月目に
混合ワクチンをうつことが多いです。
大体、初年度は予防をしてくださる方が多いのですが、
実は大人になると間遠くなってしまうことも多いです。
特別な病気があって獣医さんに猶予しましょうと言われない限り
予防は毎年しっかりしてあげてください。これは、本人を周りから
守ることだけでなく、周りへの配慮としても必要なことです。
そのために、お家にお迎えする前に前もって毎年かかってくる費用や
予防にかかる手間も含めて計算に入れておいてくださいね。
最後に
さて、今回はワンちゃん編を書かせていただきました。
実は、まだまだ書きたいことがあったんですが、長くなるので4つだけにしました。
もしかしたら、来月のネコちゃん編に続いてプラスアルファ編と
して書いてしまうかもしれません。お付き合いいただけたらと思います。
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今年は、2020年で令和2年と2ずくしの年ですね
オリンピックもやってきますし、不幸なことのない幸せな一年になりますように!!
こんにちは
動物看護師の尾藤です
来週はクリスマスですね
温かそうなサンタやトナカイの洋服を着たわんちゃんを見かけるようになりました!
いや~、みんなかわいい
べるちゃんは着てくれないので羨ましいです...
そして!
クリスマスと言えばごちそう&ケーキ
わんちゃん、ねこちゃん用にケーキを買ったりする方も
いらっしゃるんじゃないでしょうか??
普段と違うものを食べるときはおなかを壊しやすいので要注意です
特によくおなかを壊す子は控えめにしましょう!
病院では12/25までクリスマスキャンペーンとして
サプリメントが当たるくじ引きをご用意してますのでお気軽に来院くださいね
そしてなんと、今年の私のブログ更新は最後。
とびきりかわいいべるちゃんで締めようと思います!!
もっと遊んでよと私の腕を引っ張って催促するべるちゃん。
そのかわいさにまんまと遊んでしまいます
年末は実家に帰省することになったので
素敵なべるちゃんライフを過ごすことにします
2019年、1年目で慣れてなかった私に優しいお言葉をありがとうございました!
とても嬉しく、励みになりました。
来年も精一杯頑張りますのでよろしくお願いいたします
それではみなさまメリークリスマス、良いお年をお過ごしください~
こんにちは
院長の前田です
師走ですね、、、、
徐々に近づいてくる年賀状のリミットに毎年戦いています
昔は、クリスマス、お年玉と嬉しいことが多かったのに大人になるとなんだか追われる
12月です
さて、今回は犬種辞典第18回目をおおくりしたいと思います
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◆原産国 イギリス
◆大きさ
体高は53cmより僅かに低い、約14 - 22 kgの体重、中型犬です。
◆特徴
イギリス原産の牧羊犬の中でもっとも作業能力が高いといわれています。
ボーダー・コリーの祖先犬は、8世紀後半から11世紀にかけてスカンジナビア半島
を中心に発生したバイキングが、英国に持ち込んだトナカイ用の牧畜犬だったと
いれわ、その後、土着の牧羊犬やラフ・コリーの祖先犬と交雑し、19世紀末頃には
ほぼ現在のタイプとなっていたようです。ボーダー・コリーは作業能力のみが重視
され牧場で重宝されたため、都市生活者や国外に知られる機会があまりありませんでした。
ショーでワーキング・トライアルやオビディエンス・トライアルが実施されるようになり
ボーダー・コリーが見直され、晴れて公認犬種となりました。
ボーダーとは、国境、県境という意味に由来しています。
(JKC参照)
毛色は、様々な毛色が認められています。
◆カットスタイル
基本足元等の飾り毛を整える程度です。
足元を整えるだけでもだいぶスッキリします。
毛が抜けやすいのブルーミングをこまめにしましょう~
◆性格
聡明で大変頭がよく、活発で、作業意欲の強い性格です。
注意深く洞察力・責任感があり状況を判断して自分で動くことができます。
とても友好的で、家族にはとても愛情深く接します。
◆獣医からのヒトコト
【注意してほしい病気】
①整形疾患
股関節形成不全はボーダーコリーでよくでてくる病気ですが、
飼育頭数がさほど多くないからか特別多い印象はないです。
こちらは遺伝的な病気で、腰を振って歩く(モンローウォーク)が特徴的ですので、
もし気になることがあればかかりつけの獣医さんに相談してみてくださいね。
もうひとつの病気は前十字靭帯の損傷です。
運動量が多いこの犬種のワンちゃんはこの病気にも気をつけていただいた方が
よいと思います。もともとワンちゃんの膝は傾斜しており、運動によって
靭帯に負荷がかかりやすい構造をしています。ボーダーコリーといえば、
広い野原で羊を追いかけている犬種というイメージですが、リードフリーで
の過度な運動は気をつけてもらったほうがよいかもしれません。
②遺伝疾患
特に有名なものが、神経セロイドリポフスチン症(NCL)という病気だと思います。
神経細胞にリポフスチンという物質が蓄積していき1歳にならないうちに
神経症状がでるようになり亡くなってしまう怖い病気です。
新聞に以前掲載されたデータによると、ボーダーコリーの保因率
(発症しているのではなく因子を持っている率)は8%とのことだったので、
実際、この病気に遭遇することは、獣医さんでもほぼないといって良いほど
珍しい病気ですが、たまたま8%に入っているワンちゃん同士で子どもが産まれ
遺伝子が揃ってしまうと発症してしまうことを知っておいていただきたいなと思います。
ワンちゃんを迎えいれるとき、また自分たちでお見合いするときは
こういった知識も是非持っていていただけると発症するワンちゃんを
減らしていけるのではと思います。この病気に関しては遺伝子解析できますので、
気になる方はこちらもかかりつけの獣医さんに相談してみてくださいね。
◆ひとこと
運動能力のわんちゃんなので、アジリティなどを利用したり、
たくさん遊んであげましょうね!!お互いに体力が高まりそうですね(笑)
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ボーダーコリーといえば羊を追いかけているイメージかなと思いますが、
日本ではフリスビーをやっている子が多いかなというイメージです
病院の近所にアジリティーをやっている施設もあるのですが、頭や運動神経がよい子が多いので
フリスビーやアジリティーにむいているんだろうなと思います