こんにちは
院長の前田です
新年早々、木曜に更新できず.....
今年、おみくじをひいていたら忘れ物に要注意とか書かれて
いそうな気がします
気を取り直して、今日は犬種辞典を更新しようと思います!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆原産国 アメリカ
◆大きさ
体高は28~38cm、体重は6.8kg未満 ・6.8~9kg未満 ・9~11.35kgで分類されています。
◆特徴
アメリカ原産犬種としては三番目に古い犬種です。
1870年代にボストン市とその周辺に住む人々により、
ブルドッグとブル・テリアによって作出された犬種で、
当初は現在よりもはるかに大型でボストン・ブルと呼ばれていたようです。
この犬は約23㎏もある大きいものだったが、ボストン・テリアとして
小型化されるまでに相当の年月と努力があり、1893年にボストン・テリアの第一号が
アメリカン・ケネル・クラブに登録されました。
1927年イギリスとフランスに紹介されたことにより、
世界的に知られることとなりました。
短い頭部を持ち、コンパクトな体格で、尾の短い、バランスのよい犬です。(JKC参照)
◆カットスタイル
皮毛の手入れはトリミング要らずでとにかく楽です。
ただし暑さと寒さに弱く、夏場、冬場の温度管理には注意が必要なわんちゃんです。
スムース・コートで、色はブリンドル、シール、又はブラックであり、
それに規則的なホワイト・マーキングが見られます。
◆性格
友好的で、快活な性格をもち、かつユーモアある表情、知能は高く優れた家庭犬です。
洗練されたスタイルで人に優しく、決断力、耐久力があり活動的です。
◆獣医からのヒトコト
【注意してほしい病気】
①眼の病気
マズルが短く、眼がどうしても物にぶつかりやすい犬種ですので、
角膜の傷(角膜潰瘍)はもちろんのこと、ドライアイ(乾性角結膜炎)や
結膜炎なども比較的多い印象があります。眼が傷つくと痛みが強く、
眼が開けられなくなったり、眩しそうに眼を細めたような状態になりますので、
何かおかしいと気づきやすい場所だと思います。
それ以外にも黄色い目ヤニや、涙が多いなどの症状には注意していただき、
おかしいなと思ったら獣医さんにみせてくださいね
②短頭種気道症候群
フレンチブルドックやパグといった他の犬種に比べると、
比較的呼吸障害は軽度なワンちゃんが多い印象がありますが、
それでもやっぱり短頭種であることには違いありません。
鼻の穴が狭かったり、軟口蓋が長かったり、気道が狭かったりという
先天的な特徴をそなえている可能性があります。もし、お家のワンちゃんが
いびきをかいたり、フガフガいいやすい子であれば、特にその可能性があると思います。
短頭種気道症候群は、呼吸の症状だけでなく胃の出口の肥厚や
ある種の腫瘍の発生に関連があると言われています。
もちろん、麻酔をかけたりするときは特に注意する犬種です
◆ひとこと
毎日の運動は短時間でいいので、一緒に楽しく遊べそうです♪
柔らかいボール遊びなんてどうでしょう??
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この犬種といえば、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
私がちょうど子供のころに読んでいた某ジョジョにでてくる
ワンコがこの犬種で、病院で同じ名前をつけてらっしゃる方がいると
ですよね!と思います(笑)
ご興味がある方は読んでみてください