こんにちは
院長の前田です
もう2020年が1か月終わろうとしていますね
実は妊娠中のため
いつもは、どんどん過ぎていく季節がお腹がおっきくなっていくことで
いつになく時がたつのを感じています
また、正式のお知らせをおくらせていただいたり、HP上でお知らせをしたいと思います
では、本日は犬種辞典をおおくりしたいと思います
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◆原産国 イギリス
◆大きさ
体高は35~38cmです。
◆特徴
イギリス最北端にあるシェットランド諸島原産の牧羊犬です。
その歴史はきわめて古く、スコットランドの牧羊犬の歴史に
匹敵するといわれるほどで、一説によるとスコットランドのボーダー・コリーの
先祖でこの地にきて小型の家畜の番犬をしていた犬と、クジラ漁のため
北海へきた漁師が連れていたサモエドなどのスピッツ・タイプの犬の混血に、
さらにラフ・コリーが配されて作出されたと伝えられています。
長い年月の間に小型化したというように考えられます。
小型で長毛の優美な牧羊犬です。(JKC参照)
◆カットスタイル
美しい被毛の持ち主でグルーミングのみのケアでも大丈夫です。
季節によっては、サマーカットやライオンカットなどが
楽しめます。
全体的に毛色はセーブル、トイカラー、ブルーマーブル、
ブラック&ホワイトやブラック&タンがあります。
◆性格
飼い主に対して愛情深く良く反応を示し、見知らぬ人に対しては
警戒心が強く、比較的よく吠え、聡明さと警戒心の強さがうかがえます。
◆獣医からのヒトコト
【注意してほしい病気】
①皮膚トラブル
被毛が美しい犬種ですが、膿皮症などの皮膚のトラブルを
かかえているワンちゃんも多い印象があります。原因は様々ですが、
小さい頃から繰り返してなる膿皮症などは、
アレルギーが原因になっている場合もありますので一度獣医さんに
相談してみてもらえるとよいかもしれません。
②鼻腔内腫瘍
シェルティーといえばマズルが長いお顔が特徴的だと思いますが、
実は鼻の中にできる腫瘍が比較的多い犬種として知られています。
よく引き合いに出されるのが、マズルが長いワンちゃんと
マズルが短いワンちゃんの鼻腔内腫瘍の発生の対比なのですが、
やはりマズルの長いワンちゃんの方が発生する確率が高いことが
わかっています。また、たばこの受動喫煙でもこの確率は上がると
言われていますので、喫煙者の方は注意していただきたいですね。
特に、くしゃみに加えて片方の鼻から鼻血がでるなどの症状は
腫瘍を疑う所見になることがあります。
③歯周病
犬種的に、体が大きい子から小さい子まで様々ですが、
体の小さいワンちゃんで特に歯石や歯肉炎のトラブルが
比較的多い印象があります。
とくに上の歯の根本のトラブル(歯根膿瘍)は
くしゃみや鼻水の原因になることもあります。重度になると
鼻から鼻血がでたりと前述した鼻腔内の腫瘍と間違うような症状が
でることもあり判断に迷う場合があります。
是非、小さい頃から歯磨きの習慣をもってもらい
歯周病予防に努めていただければと思います。
◆ひとこと
長く豊かな毛が特徴的でリボンやアクセサリーの楽しめちゃうワンちゃん。
ダブルコートなのでこまめなブラッシングを心がけましょうね。
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