こんにちは
院長の前田です
蒸し暑い日が続いていますね。
そんな暑い日々が続く中、お外の暑さに負けず院内でも
来週末に迫ったお勉強会にむけて
熱い戦いが繰り広げられております
短い時間の中で伝えたいことをまとめるのは本当に難しいものです
ただ今、堀先生が煮詰まりながらスライドと格闘中です
エントリーしてくださっている皆さまは楽しみにお待ちくださいね
さて、本日は白くてフワフワ可愛い犬種をおとどけしようと思います
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆原産国 フランス・ベルギー
◆大きさ
体高は25~29cm、サイズのつり合いがとれた約5kgの体重です。
◆特徴
ルネッサンス時代にイタリアから持ち込まれました。
17世紀及び18世紀に多くの著名な画家が王、貴族及び他の特筆すべき人物に
付き添うそれらの小さな犬たちを描写し、ナポレオン3世紀時代に再び流行し、
その時代では「Ténériffe」として知られていました。その時代に普及され
ベルギー及びフランスの両国で愛される犬種となりました。
第一次世界大戦により絶滅の危機に襲われ、ブリーダーたちの情熱により
再構築されたようです。
陽気な小型犬で純白の毛色を持ち、ゆるい巻き毛の外貌です。
小型なのに体力と体つきがあり、散歩や運動量が必要です。
(JKC参照)
◆カットスタイル
顔とマズルまで全部真ん丸に作るのが王道だったが、
今はマズルに分けて丸くカットしている子も多いです。
お手入れが大変なのでたまにテディベアカットにする人もいます。
こまめなブラッシングをしてあげましょう
◆性格
知らない人や犬に対しても大変社交的で、順応性が非常に高く、主人に懐きます。
明るく活発で遊び好きです。運動神経も良いワンちゃんです。
◆獣医からのヒトコト
【注意してほしい病気】
①皮膚炎
アレルギーが特別に多いという印象はないのですが、
皮膚トラブルで診させてもらう機会は比較的多い犬種ではないかと思います。
症状は、急性湿疹からバリカンまけ、舐性の皮膚炎まで様々です。
トリミングが必要な犬種ですので、皮膚の弱い子はバリカンやシャンプー剤
など注意が必要かもしれません。
②涙やけ
白い被毛の色もあり涙やけが目立ちやすい犬種です。
まぶたの縁にある油をだす腺の分泌が悪かったり、
涙点という涙の出口が詰まりやすかったり、結膜に炎症が起こりやすかったり、
原因は様々です。中には毛が眼に入ってしまって涙が多いワンちゃんもいます。
時々、ごはんをかえてみたらと言われました、ごはんをかえてみたけど
良くならなかったと言われることがあるのですが、これは食物アレルギー性結膜炎に
よる涙やけが食べ物をかえることで良くなった方の体験談をもとにした話だと思います。
残念ながら、必ずしも全てが食物アレルギーが原因というわけではないのと、
アレルギーであってもただ単純にごはんをかえればOKと
いうわけではないところが難しいところです。
病院にかかれば即解決といかないのが涙やけという病気なのですが、
気になるようであれば是非一度相談してみてくださいね。
◆トリマーからのひとこと
社交的でおおらかな子が多く、元気で飛びついてくる子も多いです。
カットも楽しめる飼いやすいワンちゃんです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ビションさんのふわふわの綿アメのようなスタイルは
何といっても可愛いですよね。
見た目の綿アメ感がそうさせるのか、この名前の響きを聞くと
スイーツを売ってそうななんだか美味しそうな名前だなと
実は毎回思っています(笑)