こんにちは
院長の前田です
暑いですね汗汗
ちょうどいいが長く続いてくれたら嬉しいのですが
風が涼しいものの暑い日々の訪れを感じさせる日差しです、、、
寒いのも嫌ですが、暑いのも、、、、複雑です。
さて、病院では堀先生プレゼンツの
ルルアニマルクリニックのおたより『もふもふ』の発行が
はじまりました
カウンターに置いてありますので是非読んでいただければと思います
では、本編のビーグルさんはじまります!
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◆原産国 イギリス
◆大きさ
体高は33~40cm、平均9~12kgの体重です。
◆特徴
ハウンドの中で最も小さい犬で、きわめて古い歴史を持ちます。
紀元前からギリシアでウサギ狩に用いられていた後裔と思われ、
エリザベス女王時代(1533~1603)イギリスにはこのタイプの大小2種のハウンドがおり、
小さい方をフランス語の小さいという意味からきた「ビーグル」と呼び、
野ウサギ狩に使用していました。
鋭敏な臭覚はブラッドハウンドの血を加えたからだといわれています。
(JKC参照)
有名なスヌーピーのモデル犬です。
◆カットスタイル
カットする子はほとんどいません。
毛色は、ブラック・タン・ホワイトのトイカラーやレッドアンドホワイトなど
さまざまで、レバー色以外のハウンドカラーは認められています。
短毛のためブラッシングなどの毛のお手入れを週に1回ほどしてあげましょう
◆性格
用心深いですが、お利口で穏やかで、フレンドリーな性格です。
食欲も旺盛で、運動量も多く必要とされます。
◆獣医からのヒトコト
【注意してほしい病気】
①椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアといえばM.ダックスというイメージをお持ちかもしれませんが、
実はこの犬種でも比較的多い病気です。
M.ダックスはほとんどが腰のヘルニアですが、
ビーグルさんのヘルニアは首のヘルニアがかなり多いことが特徴です。
そして首のヘルニアは風が吹いても痛いと言われるぐらい痛みが強くでます。
また、重度になると前足、後ろ足共にマヒしてしまうため
全く動けなくなることもあります。
②甲状腺機能低下症
甲状腺という喉のところにある組織が退縮してしまい
ホルモンの量が下がってしまう病気です。
この病気といえばこの犬種というぐらい頻発犬種です
左右対称の脱毛や、無気力などといった症状がでることが多く、
ホルモンをお薬で補う治療をします。
この病気が多いことにも関連して、甲状腺の腫瘍も多いので
首のしこりには注意が必要です。
③外耳炎
たれ耳の犬種ということもあり、
耳の中の炎症は比較的おこしやすい犬種です。
ただの外耳炎と思って治療しないと慢性化してしまい、
治療しても治らないといった事態になることもあります。
小さい頃から耳掃除を習慣化していただけるとよいですね
◆トリマーからのひとこと
飼い主のいうことを聞く子が多いです、が、よく吠えます。
小さいけどしっかりした声で接してきます。
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実は、獣医学部で飼育されているワンちゃんはビーグルさんなので
獣医さんには、この犬種は本当になじみ深い犬種です。
学生時代の悲喜こもごもを思い出します。
昔なので卒業して自分のお世話していた子をこっそりひきとったり、
名前を考えたり(ちなみにシリーズになるので、サザエさんシリーズ、果物シリーズetc色々ありました)
脱走したり、、、なつかしいです