こんにちは

 

院長の前田です

 

雨続きで、また台風も接近中とのこと

うまくそれてくれることを願うばかりです。。

 

29日（土）にはじめてのペットのためのお勉強会というイベントも控えているので

心配がつきないです

 

 

さて、本日は犬種辞典の第6弾をおおくりしたいと思います！

本日の主役は根強い人気犬種Ｍ．シュナウザーです

 

 

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ミニチュアシュナウザー

 

 

 

◆原産国　ドイツ

 

 

◆大きさ
身体の高さは30～35ｃｍで体重は4～8ｋｇです

 

 

◆特徴
小型のシュナウザーは19世紀にフランクフルトで繁殖されました。
スタンダードシュナウザーの外貌と特徴を備えた小さな犬種を作る作業は
大変だったそうです。（JKC参照）

 

 

◆カットスタイル
まつ毛を伸ばしたり、背中の毛をたてがみみたいに残したり、
個性的なカットの子が多いです。
他の犬種と比べると、大きくてぷりっとした鼻が特徴的です。

 

 

◆性格
利口で怖いもの知らず、忍耐強く、敏捷です。
家庭犬として受け入れやすいですね。
そしておじいちゃんみたいな顔
髭をはやした人間のおじいちゃんを見るとシュナウザーに
似ているなと思うこともしばしば。
他の犬種であえてシュナウザーカットにしている子も
みかけるくらい特徴的なヘアーがかわいいです。
大人しい子より活発な子が多い印象で、ワンワン元気な子に
よくお会いします。
抜け毛が少ないのでお家で飼いやすく
毛が伸びてしまうので定期的なカットが必要です。

 

 

 

◆獣医からのヒトコト

【注意してほしい病気】

 

①高脂血症
シュナウザーといえば思い浮かべる代表的なものが高脂血症です。
ただし、病気というよりは体質といった扱いをされていることが
多いです。これは遺伝的にもっている代謝異常によっておこるもので
膵炎など続発疾患を引き起こしやすいのではと考えられています。
治療が必要になることもあります。

 

 

②尿路結石症
ワンちゃんでは多い結石にはストラバイトとシュウ酸カルシウムの
2種類がありますが、シュナウザーはシュウ酸カルシウム結石が
できやすい犬種として有名です。
シュウ酸カルシウム結石はストラバイトと違い、溶けない結石ですので
できてしまうと手術で取り除かなければならないという特徴があります。
尿検査で結晶がみつかったらご飯をかえてもらい
なるべく結石化しないように努める必要があります。

 

③皮膚炎
抗生剤に反応する湿疹を出す子が比較的多い犬種です。原因は様々で、
アレルギーをもっている子からシュナウザー面皰症候群と言われる
ニキビのような症状をだす子もいます。
健康な皮膚を維持するために定期的なシャンプーを
日常ケアとしてお家でしていただくこともよくあります。

 

◆トリマーからのエピソード
短いしっぽを振っている姿が可愛い♥
体ががっしりしているので一見小さく見えても
抱っこすると予想外の重量感に驚きます（笑